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ブータン旅行      

   Bhutan Sightseeing (2001/12)

ブータンてどこにあるの?
多分、名前は聞いたことがあるけれど、どこにあるかわからない・・・・という方が多いのではないでしょうか。

ひとつの理由として旅行者が少ないことがあげられます。
ブータンへの旅行者は所詮毎年1万人弱程度。これは国が小さいために観光客もそれなりの数であることも一因ですが、それ以上に入国のための障害がいくつかあるからです。

障害(1)・・・入国者数が物理的に制限されてしまっている
障害(2)・・・お金がかかる

障害(1)
ブータン入国のルートとしては、陸路、空路の2つがあります。
陸路としては国境を接するインド、チベットからとなりますが、実質的にはインドからの陸路からとなりますが、わざわざ陸路でブータンを目指す欧米、日本人の旅行者は(2)の理由もありほとんどいないと思います。
では空路ですが、これがDruk Air (ドルック エアー)というブータン国営の航空会社のたった2機の小さな飛行機(定員70名位)のみが唯一の空港、パロ空港に就航しているのみです。これでは観光客もこれません。

障害(2)
ブータン入国のためには事前にビザを取っておくことが必要ですが、ブータンでは”お金を払って是非ともブータンという国を見たい”という旅行者だけを歓迎しており、”時間はあるけれど、お金がない = 安く長期滞在しようとする旅行者”は入国拒否の姿勢を示しているようで、ちょっと理解しづらい旅行のシステムを作っています。
簡単に言えば、外国人は1日に決まった額のお金を払い、ブータン国内の旅行会社にフルパッケージ(食事、車、ホテル、ガイド)のツアー旅行をさせてもらうということです。そのため、旅行者は季節、ツアー人数などにもよりますが、1日なんと200ドル程度(公定料金)の費用を支払う必要があります。この”1日”は飛行機で昼過ぎに入国して、ホテルまで送り届けてもらうだけでも”1日”、逆に出国する日にホテルで出迎えを受けて空港まで送り届けてもらうだけでも”1日”です。
つまり、実質1日のみの観光となる2泊3日のブータン滞在の場合は約600ドルもかかるのです。しかも(1)でDruk Airのフライト数が毎日のフライトでは無く限られているため、滞在日数を自由にアレンジすることはできず、Druk Air の航空券自体も高いときたときには清水の舞台を飛び降りる覚悟でお金を払う必要があります。

色々と、特に金銭的なつらさを書いてきましたが、

しかしブータン、それでも一度は行くだけの価値のある国です。

何が、良いか(表面的なことだけかもしれませんし、一面的に見ていることも多々ありますが・・)

(あ)建物、服装が昔ながらである
(い)人々の顔つきが日本人そっくりで落ち着ける
(う)宗教色が良い意味で色濃い
(え)観光客があまりいない

などといったことでしょうか



黄緑のサークルのところがブータンです

 


ブータンの地図ですが、Paro(パロ)に空港があり、
首都はThimphu(チンプー)です

 

旅行 カトマンズ発着 3泊4日

1日目  カトマンズ → パロ(ブータン) パロ泊

本日は初日、カトマンズからドルック エアーでブータンへ。
席は60%程度うまっているのみです。
日本人は6名くらいでしょうか、そのうち1人旅は私をいれて2人だけです。


パロ空港
手前の建物が空港ターミナルです
正面奥にパロゾン(パロの役所、お寺)
パロゾンの左奥にパロの町並みが見えます

 


パロ空港に到着した飛行機からターミナルまで歩きます

 


ブータンでお世話になったガイド(左)とドライバー(右)
4日間ずっとこの2人と一緒に行動しました
スケジュールはその都度柔軟に変更してもらえました

 


ドライバーと専用車

 


パロの中心街
空港から20分程度に街があります
ブータン第2の都市の中心部といってもこの程度です

 


パロのお店
どの店も家もこんな感じの建物ばかりです
お店の看板はブータンの言葉(ゾンカ語)と英語で書かれています
ブータンの学校では英語で教育もおこなわれているそうで、普通の人々とは問題無く英語でコミュニケーションがとれます)

 


パロ ゾン
ゾンは役所とお寺が一体になったようなところです
色々なところにゾンがあり、どれも立派です
パロゾンには博物館もあり、興味深いところです

 

2日目  パロ → チンプー(泊)

今日はパロからブータンの首都であるチンプーへの移動ですが、その前にブータンの有名な山「チョモラーリ」を見るために少し寄り道してからチンプーへ向かいました。


チョモラーリの遠景
(中央に少し白い頭が出てます)

 


チョモラーリをズームで撮影しました

 


チョモラーリを見に行く途中にある有名なタクサン寺院です
岩の中にお寺がいくつもあります

 


チンプー遠景
首都と言っても山間の小さな小都市といった感じです

 


ターキン
ブータン周辺のみに生息する不思議な動物です
牛か、羊か???



これも有名?な人信号
チンプーの中心で警察官がおこなっています
信号機は一度も見ることができませんでした

 

3日目  チンプー → パロ(泊)

今日は昨日お店で買った伝統的な服(男用は ゴー と言います)をガイドさんに着付けてもらい、これで行動です。(着付けと書きましたが、日本の着物とまったく同じ構造、着方です)


ゴーを着てホテルの前で記念撮影
顔つきもブータンの人とそっくりで、街の人はまったく外国人と見てくれません

 


せっかくゴーを着たため、ガイドさんにお願いしてゾン(役所、お寺)の中に入りました。(ほとんどのゾンは外国人は立ち入り禁止のようです)
ゾンに入るときには身分を表すため、外国人や一般の人は上のような白色の布をたすきがけにして入る必要があります
(国王は黄色、大臣は濃い赤、高級官僚は赤などとつける布の色が決まっています)

 


ブータンの国中にはこのような旗(ダルシン)が沢山立っています
ここはチンプーを見下ろす丘の上に立っているダルシンです

 

4日目  パロ →  カトマンズ

最終日です。すでに昨日パロに移動しているため、今日は空港への移動だけ。天気もずっと良く、楽しいブータン旅行ができました。カトマンズへの飛行機ではカトマンズで開催のSARC(南アジア地域協力連合)の会議に出席のブータン関係者が沢山搭乗していました。

 

ブータンのメモ

(1)
電気・・・ブータンは水力発電天国で、インドに電気を輸出してます
(2)
新聞・・・毎日の新聞はありませんが、週間で「クエンセル」という名前の新聞がゾンカ(ブータンの国語)と英語で発行されています
(3)
アーチェリー・・・ブータンの国技で、国中で競技がおこなわれてます
(4)
エマタシ・・・ブータンの有名な食事で、トウガラシのチーズ煮込みです。ブータンの食事にはとてつもなく辛い緑トウガラシが色々な食事に使われています。私は一口で十分でした。
(5)
ヌルタム・・・ブータンのお金の単位です
(6)
切手・・・知っている人は知っていますが、ブータンには各種の変わった記念切手が多数あります。ホログラムのもの、ソノシート(レコード)のもの、24金のもの、プラスチック製のもの、3次元(でこぼこがある)もの、絹製のもの・・・・
(7)
ダショー西岡・・・ブータンで農業指導をした日本人で、外国人で初のダショーという称号(イギリスのサー のようなものでしょうか?)を受けています。パロ近郊に氏の創設したボンデファームがあります。
(8)
難民問題・・・難しい問題ですが、ブータンのインド国境近くにはネパール人(ネパール人と言っていますが、昔からこの地域に住んでいた人々です)が多く生活しています。彼らが現在のブータンの国王の民族(ウンガロング民族)に迫害され、文化的に同じネパールへ難民として流入している問題です。根底には各民族の構成比が大きく関係しており、支配民族が民主化の問題などを考えると脅威を感じているためと推測されます。(支配民族のウンガロングは25%程度に対してネパール民族は35%を超えていますが、国勢調査の結果は正式発表されていませんし、支配民族としては発表できないのでしょう)

リンク
(下記のホームページはとても充実しています、これらのページから更にリンクしていくことをお勧めします)

雷龍のブータン王国

タシデレ

 


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